ユニットバス(UB)の壁に手すりを取り付ける方法

 今回はユニットバスの壁に手すりを取付していきます。



まず最初に気を付けなければいけないのが壁の種類です。


ユニットバスといっても

・石膏ボード+化粧鋼板

・合板+化粧鋼板

・鋼板とウレタン+化粧鋼板

と様々な壁の材質があります。




今回は「ユニットバスの化粧鋼板壁」の場合の取り付け方法になります。

※簡単な調べ方としては、ユニットバスの壁に磁石がくっつくか試してみましょう、


それではユニットバスの壁にユニットバス用の手すりを取り付けていきます。


ユニットバス用の手すりは、ユニットバスの壁自体に直接取り付けますが、その固定ビスの多さが特徴です。



また、ビスは太くて短いです。




①まず下穴をあけます。だいたいどのメーカーも3mm以下の下穴だと思います。
※穴あけした際にでる鋼板の切り粉は水に濡れると錆びるのでしっかりと掃除もしましょう。



②シリコーンシーライトをつけましょう。
壁の奥に水がいかないよう防水加工が必要です。




③ビスを固定します。
ポイントは「手締め」ということです。
インパクトドライバーなど工具の使用はネジ穴が大きく空きすぎる危険があります。穴が大きくなるとネジが空回りしてしまい、取付が不十分になります。

そういったリスクのない「手」でゆっくりと締めていきます。




④このようにカバーをしたら完成です。


⑤完成したら実際使ってみてガタツキ等がないことを確認してください。



今回はTOTOのインテリア・バーFシリーズソフトメッシュタイプのユニットバス後付用を使用しました。

「手すり工事」は介護保険保険対象工事になります。

        

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